日本一分かりやすい!? サッカー用語集
◆観戦初心者向けのサッカー用語集です 23年5月7日更新✨
サッカーには、ルールやポジション、プレイの種類、場所の名前などいろんな用語があります。
たとえば「オフサイド」「センターバック」「カウンター」「ビルドアップ」「マイナスのボール」「ファーサイド」などなど。
ほとんどが英語なのもあり、意味がわかりづらいものが多いです。
このことが、観戦初心者やサッカーにわかファンに「サッカーってよくわかんない〜」と思わせる一因じゃないかと思います(私も含めてですが)。
なので、観戦初心者でも「なるほど、そういうことか!」と思ってもらえるような「(たぶん)日本一分かりやすい・サッカー用語集」を作ることにしました!
私が現役にわかファンかつ超観戦初心者なので、「そんな自分でも分かる説明のしかた」にこだわっています。
(詳しい方、もし間違ってることがあったらぜひ教えてください☆)
*収録サッカー用語はどんどん増えていく予定です。
◆あ行 サッカー用語集
・上がる
守備から切り替えて攻撃するために相手ゴールに向かってガーっと移動することを言います。
・裏(うら)
ディフェンスの選手の背後のこと。
ディフェンスの選手にとっては死角にあたります。
例)「裏にパスを出す」「パスが裏に通った」「裏を取られる(DFの背後に相手に走り込まれる)」「裏を取った(DFの背後に相手選手が入り込む)」などの使い方をします。
(しかし「表(おもて)」という言い方は聞いたことがありません)
・オフサイド
攻撃のための「待ち伏せ禁止ルール」とでも言えばいいのでしょうか。
とっても説明が難しいし私自身よくわかってないのでちょっと思案中です。
◆か行 サッカー用語集
・クロス、クロスボール
相手のゴールの付近で、ゴール前に向かって、左右からボールを蹴ることを言います。
目的はゴール付近にいる味方FW(攻撃)の選手がシュートできるようにすることです。
攻撃する方向(縦のライン)に対してクロスする(横切る)ような方向に蹴るため「クロスボール(略してクロス)」と呼ばれます。
例)「クロスを上げる」「クロス性のシュート(クロスボールとして蹴ったような感じだけどシュートになっちゃった)」のような使い方をします。
・クロスバー
ゴールの横枠を言います。
・クリーンシート
失点せずに終えた試合のことを言います。
クリーンシートの割合が多い=守備の強度が強いということです。
強豪チームはクリーンシートの率が高く、30%を超えるところが多いです。
・コーナーキック、CK
ボールがゴールラインを出たときに、ボールに最後に接触した選手が守備側の選手であれば、攻撃側の選手が直前のプレーの場所に近いコーナーにボールを置いてフィールド内に蹴り込んで試合を再開します。
たいていはゴール前に蹴り上げるようなボールを入れます。
コーナーキックから味方の選手がシュートし得点するシーンは結構ありますし、コーナーキックがそのままシュートとなり得点となるかっこいいプレイもたまにあります。
・ゴールポスト
ゴールの縦枠を言います。
例)「ゴールポストに跳ね返された」
・ゴールライン
長方形のフィールドを囲む短い方の線。ゴールを挟んで左右の線。
例)「ゴールラインを(ボールが)割る」
一方、長方形のフィールをを囲む長い方の線は「タッチライン」
◆さ行 サッカー用語集
・ショートコーナー
コーナーキックのやり方の一つで、コーナー付近にいる味方に短いパスをするようなキックをすることを言います。
コーナーキックは多くは、ゴール前に蹴り上げるようなボールを入れることが多いため、少し相手の意表をつくプレーに当たるようです。
(「ショートコーナー」という用語はありますが、「ロングコーナー」という用語はありません)
・スローイン
ボールがタッチラインから出た場合、ボールに最後に接触した選手の相手チームの選手が、両手でボールを持ってフィールドに投げ入れることで試合が再開されることを言います。
「ロングスロー」と言って、20m前後飛距離のあるボールを投げ入れる選手もいます。
(「ロングスロー」ら行 参照)
・節(せつ)
その試合がリーグ戦の中で「何試合目か」ということを表します。
例)「前節(=前試合)ではこのチームは勝利をあげましたが…」とか、「今日は20節目です(リーグ戦で20試合目)」とかの使われ方をします。
・セットプレー
コーナーキックやフリーキックなど、ボールを置いて(セットして)蹴るプレー。
一般的にセットプレーは得点のチャンスが高いと言われています。
◆た行 サッカー用語集
・タッチライン
長方形のフィールドを囲む長い方の線。
ここからボールが出た場合、ボールに最後に接触した選手の相手チームの選手がスローイン(手でボールを持ってフィールドに投げ入れる)することになっています。
一方、長方形のフィールドを囲む短い方の線は「ゴールライン」という。
・球際(たまぎわ)
敵同士の二人の選手による、ボールの奪い合いの(激しい)さま。
ボールを奪い合うときに多くは激しい接触(ぶつかり合い)を伴うので、激しさ度合いによりファウルを取られることがあります。
例)「球際に強い選手」「球際が激しい攻防」みたいな使い方をします。
◆は行 サッカー用語集
・ピッチ=フィールド
長方形の枠線で囲まれた、選手たちがサッカーをする場所のこと。
FIFAでもJFAでも公式には「フィールド」と言うそうですが、サッカー発祥の地イギリスでは「ピッチ」と呼ぶことが多いそうです。
なぜ「ピッチ」と呼ぶようになったかは、下記の記事に詳しいです。
また、似た用語で「グラウンド」があります。
これはピッチ(フィールド)を含め、線の外側の部分も含むそうです。
たとえばベンチや、スローインするときに選手が立つ場所なども含み、「プレーする場所」といった意味になります。
・富士フイルムスーパーカップ
前年のJ1リーグ優勝チームと天皇杯優勝チームが対戦する、1試合のみのカップ戦。
Jリーグのその年度初の公式戦で、リーグ戦開幕の1週前に行なわれます。
・プレス
ボールを持つ相手選手のボールを奪おうと、突進して圧力をかけること。「プレスをかける」という言い方をすることが多いです。
そうした「点」としてのプレスの他に、「面」としてプレスをかけることもあります。
その場合「プレスをかける」とは、相手チームがボールを保持しているときに、複数の選手がパスコースをふさいだりボールを奪おうとしたりしながら、相手チームがいる場所を不利にしていく=相手ゴールに近づいていくことを言います。
◆ま行 サッカー用語集
・枚(まい)
あるポジションにいる選手の人数の数え方です。
「*人」という言い方と同じです。
例)「後半は前半と比べ守備を1枚増やしたようですね」
「中盤が3枚ですね」みたいな使われ方をします。
・マイナスのボール
ゴール前に向かって攻めている選手が、あえてゴールから離れる方向にパスをすることを言います。サッカーはゴールに向かっていく競技なので、ゴールから離れることを「マイナス」と表現しています。
これは攻めのバリエーションの一つ。
ゴール前が敵で混んでいる時とかシュートコースが見つからない時に、ゴールからマイナスの位置にいる選手がフリーなら、その選手にパスをして攻めを託す訳です。
◆ら行 サッカー用語集
・ロングスロー
スローイン(さ行 参照)する際に、20m前後飛距離のある長いボールを投げ入れることを言います。
長いボールを投げ入れることで、ゴール近くの味方の選手にボールを渡すことができ、そこからシュート、というシーンも見られます。
ここ何年か、高校サッカーでロングスローが多用されるようになってきました。
アマチュアだけの技術かと思っていましたが、プレミア(イギリスプロサッカーリーグ)の試合でも何度か見たことがあります。
ちなみに、ロングスローで投げ入れたボールがゴールに収まっても得点にはならないそうです。
・ロンドンダービー
ロンドンに本拠地を置くサッカーチーム同士の対戦を言います。
ロンドンに本拠地を置くチームは具体的には
などですが、プレミアリーグ以外に2部以下のチームもあります。
ロンドンにこれだけの競合チームが存在するのはさすがイングランドですね。
また同じロンドンでも、その位置によってさらに、「ノース・ロンドンダービー」「ウエスト・ロンドンダービー」のような言い方もします。
★サッカー用語集の収録用語は、今後どんどん増えていきます★